うつ病の症状に気づこう【症状の悪化を防止する】

こころの病について

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原因別の分類と対処法

うつ病とは気分障害の一種です。抑うつ状態になるのが特徴で、意欲低下、焦燥感、食欲低下などの症状を伴います。また、不眠の症状をこともあります。原因ははっきりと解明されているわけではありませんが、脳内の神経伝達物質の働きが不調になることが原因とも言われます。そのため、これを補う薬を飲むことなどで症状が改善するケースも少なくありません。また、うつ病は以前からあるものですが、近年急増している病気のひとつです。これはストレスの多い社会環境が原因であるとも言われています。うつ病を原因別に分けると3種類に分類することが出来ます。1つ目は身体因性です。アルツハイマー型認知症や脳の病気、甲状腺機能低下などが原因となっています。2つ目が内因性です。これは体質な遺伝などが原因とされるものですが、原因がはっきりしないのが特徴です。典型的なうつ病がこれにあたります。そして、3つ目が心因性です。これは何らかの出来事が原因で起こるとされるもので、環境が原因の大きな要素となっています。過重労働や家族の不幸などが原因となっており、大きなストレスを長期間受け続けた場合などに起こります。気分に変調を来すことから「気の持ちよう」「性格」などで済まされることも多いうつ病ですが、放置すると悪化することもあるため適切な治療を受けることが大切です。診察は精神科、神経科、心療内科などで受けることができ、治療にはそれなりの期間が掛かるケースも少なくないので継続して治療を続けることが大切です。うつ病の治療については典型的な症状では投薬治療を行うのが一般的です。投薬治療では抗うつ薬が使われ、これを症状の改善が見られるまで飲みます。また最近は認知行動療法などが用いられることもあります。また、身体因性の場合は原因となっている症状の治療を行う必要があります。うつ病は近年急増していることから予防についても注目されており、いろいろな方法が提案されています。予防にはバランスの良い食事や日光浴、適度な運動などが効果的だとされており、質の良い睡眠も予防に役立つとされています。また、ストレスを感じたら適切な方法で解消に努めることも重要であり、疲労を感じたら適切に休養をとることが大切です。ストレスの多い現代社会では誰もがうつ病になる可能性があります。そのため、意欲低下や食欲不振、不眠などの症状を自覚した場合は医療機関への受診を検討してみるとよいでしょう。